北海道の農業が今日の地位を築いたのは、先人達が積雪寒冷という厳しい自然に挑み弛まぬ努力を積み重ねた結果であると考えます。
農地等の基盤整備に当たり効率性を最優先に自然を変えることも、時に技術の証でもありました。しかし、新たな時代を迎え自然への回帰が求められています。農業の基盤整備において自然と調和しながら持続的に良好な関係を築くための技術が必要となりました。また、北海道においても人口減少問題と伴に農業者数の減少が課題となっています。農地・水利施設等の利用の省力化のための整備技術も求められています。豊かな自然と農業、そして活力ある農村を未来へつなぐため、その架け橋になりたいと考えています。

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2023/04/1
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